令和7年度挨拶
千葉県弓道連盟会長 椎名好一
寒暖差の激しい日々が続く中、千葉県スポーツセンターの桜が満開を迎え、新年度が始まりました。会員皆様、体調は如何でしょうか。
連盟会員の平均年齢は、年々間違いなく上がっていますが、生涯スポーツとして、また終わりなき道を追求する弓道にあっては高齢化が進むことは決してマイナスではありません。そうした中この数年、高校・大学での経験者が入会増加していることも県連として嬉しいことです。落ち着きの中に鋭さを秘めた熟成された射、また青年達のエネルギーの塊が爆発するような射、それぞれの持ち味が混成する千葉県弓道連盟は未来に明るい光を見る思いです。
昨年度は世界大会、国スポの好成績と、審査会においては中央審査会で多数の昇格昇段者が生まれ、更には本村昌克先生の範士号拝受と素晴らしい活躍がありました。今年度はもう一つ脱皮して会員皆様がさらに活躍できますよう運営していく所存です。
審査部、競技部、総務部、指導部各部とも若いメンバーを増員し、先達の蓄積された経験値とフレッシュなエネルギーを合わせ役員一丸となって事業展開してまいります
今、弓道を導くべき方向の迷走が否めません。そのような時代ですが、変わることのない弓の道を求め修練を重ねていきたいものです。まずは会員皆様が益々活躍できますよう、そして弓道を通して豊かな社会生活となりますことを祈念しまして挨拶とさせていただきます。
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