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新年度にあたり

千葉県弓道連盟会長 椎名好一 

    

 春光うららかな季節となりました。平成31年度、そして新元号『令和』初年度の始まりを迎えるにあたり、ご挨拶申し上げます。
 昨年度事業についてはほぼ計画通り実施することができ、これもひとえに会員皆様のご理解ご協力の賜物と感謝申し上げます。
 昨年度は中央審査において多くの昇段昇格者の誕生、また国体、京都大会における優勝等輝かしい成績を残すことができました。さらに県内外の各競技会などにおいて入賞こそなりませんでしたが、若い力の活躍があったこともこれからの千葉県に明るい光を感じました。
 先日、講習会の折、講師の先生から時・処・位とは、という課題をいただき調べてみました。 「時・処・位は、時間、場所、立場に応じた基準のこと。その時々には、その時々に応じた時・処・位がありその時・処・位に適合する善を行うことが道。その時の時・処・位に応じて制定したものは法であり、時代が変われば合わなくなる。時代を通じて時・処・位に適合しようとする実義があり、正しく行うことを求めるのが道。時を考え、場所を考え、自分の立場を考えること。」と、ありました。
 私たちが弓道修練に求めるものはここにあるのではないかと考えます。始めて間もない未熟な時には未熟なりの時・処・位があり、時を重ね熟したならば、その立場の時・処・位があり、道を求める心のありようを示す言葉と思います。本年度の役員体制もほぼ決定いたしました。上記『ジ・ショ・イ』の意味を深く胸に刻み、新役員一同、県連運営に努力してまいります。
 今年度は大きな行事として、8月に国体関東ブロック大会があります。施設的には厳しい環境ですが、無事成功するため、会員皆様のご協力をお願い致します。
 新元号『令和』は万葉集「時に初春の令月・・・」の令の字を用いたとのことです。これは厳しい寒さから花の咲く季節へ向かっていくころ、とありました。辛い修練の先には、必ず凛とした花を咲かせる時が来るのではないでしょうか。会員皆様が弓道を楽しみながら、「弓道の普及振興、体位の向上を図り、情操・品位の涵養に資し、社会文化の進展に寄与すること。」という連盟の目的を達成するためご協力を賜りたくお願いしますとともに、会員皆様の益々の活躍を祈念しご挨拶とさせていただきます。