新春によせて

千葉県弓道連盟会長　石井勝之

　新年明けましておめでとうございます。
　素晴らしい天気のもと、会員の皆様におかれましては、清々しく新年をお迎えの事とお慶び申し上げます。
　昨年は海外でのテロ、銃での乱射殺人等々痛ましい事件があり、心痛む事が多くありました。しかしながらスポーツ界では、ラグビーのワールドカップにおいて日本が南アフリカを破る快挙を成し、またフィギュアスケートでは羽生結弦選手が素晴らしい得点で優勝するなど、明るいニュースもありました。
　皆さんの千葉県弓道連盟も素晴らしい一年でありました。平成２７年の審査会においては本村副会長の八段をはじめ七段１名、六段１１名、教士３名、錬士１１名の合計２７名の方々が昇段昇格されました。
　また全日本弓道選手権大会では土佐選手が二度目の栄冠を手にし、五月の京都大会においては、教士の部で藤平教士が2位、土佐教士が3位と活躍されました。弛まぬ求道精進の賜物と心から喜ばしくおもっております。
　年度初めに、県連が会員皆さんに何をするかでなく、会員の皆さんが県連に何をしてくださるか、と問いを投げかけました。その答えが成果として出たと心から嬉しく思います。 　また役員として献身的な働きをしてくださった方々や、講師として講習会を担当してくださった方々にも、深く感謝申し上げます。
　新しい年を迎え、一人ひとりが千葉県弓道連盟の会員であるという誇りと責任を持ち精進してまいりましょう。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

　平成２８年　元旦